2008年4月より本格的に始まった、第2の太陽の船復原プロジェクトでしたが、船の部材が、収納というか埋葬されている大ピットの石のふたを開けるための準備が完了しました。ここまでを第1フェーズといいます。第1フェーズ終了と第2フェーズの開始のセレモニーを、スポンサーであります「お、ねだん以上。ニトリ」の似鳥昭雄社長ご臨席の上、2009年10月20日に行いました。
このことは以前にご報告しましたが、このたび、1987年2月に電磁波探査レーダーでその存在を確認したときからの、20年にわたる軌跡のドキュメンタリー番組が、JNN系列(首都圏ではTBS)で全国放送されることになりました。放送日は、12月20日(日)14:00~15:24です。制作は、JNN系列である福岡のRKB毎日放送です。その完成記念記者発表が、池袋サンシャインシティの古代オリエント博物館で12月6日(日)14:00~15:00に行われました。会場の古代オリエント博物館では12月12日より「吉村作治の新発見!エジプト展」が始まりますので、同時に記者の方たちに内覧していただきました。こういったチャンスはなかなかないと、よい評価をいただきました。
番組の進行役には、フリーキャスターの小林麻耶さんになっていただき、私とRKBアナウンサー田中みずきさんが案内役となっています。古代エジプト人の来世観や太陽の船とは何かといった古代エジプトの文化について、わかりやすく解説した万人向けの番組です。ぜひ12月20日には見てください。視聴率次第で第2弾、3弾と作ることができますので。プロジェクト自体はあと最低5年はかかるものと思いますが、あせることなくコツコツとやっていきます。現在第2フェーズの開始のための準備をしていますが、本格的な再開は来年(2010年)の春となると思います。

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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。