私の所属している民間文化団体エンジン01のオープンカレッジが、11月27日から29日まで高知のプラザかるぽーとで開催されていましたので、それに参加するために高知に行ってまいりました。
いろいろと参加したいプログラムはあったのですが、スケジュールの関係で、11月28日の講座4時限目G教室での「こんな旅したことある?オモローな旅自慢」に、伊藤穣一先生、谷川彰英先生、冨田洋先生、茂木健一郎先生の4先生といっしょに出演しました。初め私は旅ということから、今まで世界200か国を旅した中のおもしろく変わった体験でも話そうと思っていたのですが、茂木先生が、旅といっても心の中の旅、自分自身の中の旅について話されましたので、そうかそういう切り口もあるのかということで急遽内容を変更して、私の中にあるエジプトの終わりのない旅について話しました。やはり脳科学者であるだけあって、茂木先生の言葉には啓発されます。実は茂木先生とは同じ高校出身です。東京学芸大学付属高校です。どうやったらあのような優秀な人が育つのでしょう。伊藤先生は最近ドバイにいることが多いことから中東の近況、茂木先生はご自分の心の旅、谷川先生は地名、駅名に絡めて高知を話されました。高知にハゲ(半家)というのがあって、これは従来平家の落人を意味するといわれているが違っているとか、高知という地名は川内(四万十川の中)という意味といった知識をくださいました。冨田先生はご自分のなさったカンボジアやタイの地雷除去の話をされました。
夜は、中華料理店「彩華」というところで「夜楽」という催しが行われたのです。「夜楽」とは、一般市民の方々とエンジン01の会員が食事をしながらいろいろな話をする交流会のようなものです。私のグループは、相原宏徳先生、泉田裕彦先生、中井美穂先生と私の4人が、44人の参加者の方々のお相手をしました。若い方も半数近くいらして、活発な質問(中にはどうみてもオカルト的なものもありましたが)や、意見をいただきました。お店もすばらしい中華料理をご用意くださり、あっという間の2時間半でした。こうした催しも重要だと感じました。
しかし、150人近い文化人がノーギャラで集まるんですから、行政側としてはとてもうれしいはずです。

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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。