6月10日より、松江市の島根県立美術館で「新発見!エジプト展」が開催されましたので、その開会式に行ってまいりました。松江にはこの5月に、12年に1回しか行われない「ホーランエンヤ」という海の祭りに行きましたので、ホテルの人とか、美術館の人なども覚えていてくださいました。ちょうど6月10日に山陰地方は梅雨に入ってしまいましたので、開会式の当日はしとしとと小雨がふっていました。山陰地方でのエジプト展は初めてですから、どのくらいの方々が来てくださるのか見当もつかないのですが、主催をしてくださる山陰放送テレビ局は鳥取県と島根県の2県をカバーしているので少し安心です。もっとも、鳥取県の東のはじから島根県の西のはじまで350km(およそ東京と名古屋の距離)もあり、自動車でとばしても4、5時間はかかるという広さですから、少し心配です。しかしこの前の「フランス展」では7万人もの人が集まったといいますから、やり方によってはかなりいくと思います。ちょうど5月31日に岡山オリエント博物館での展示が終わったばかりですので、展示品の運搬は移動距離が短くてよかったのですが、中国山脈を越えてすぐのところでつづけてやってどうかしらという意見もあったのです。しかし松江に来ておどろいたのは、今回は松江でやるので、岡山へ行かなかったという人も少なくなかったことです。また、鳥取や山口から一泊してこの展覧会に来たという方が、私の泊まったホテルにいらっしゃいました。タクシーの運転手さんも、「私も行きますよ」と声をかけてくださいました。こういうものは結果が全てのように言われていますが、やはりそのプロセスを大切にしないといけないと思うのです。この次の鹿児島の主催者西日本テレビの取材も入り、なかなかの盛況でした。
私と松江はわりと接点がありまして、すでに10回以上も来ています。ほとんどが講演会ですが、歴史を扱った雑誌「ARCHIO」を編集していた時に何回か取材に来ました。銅鐸や銅剣等が多数出土した加茂岩倉遺跡、出雲大社など歴史的に価値の高いところが多数ありますので、それを観に来ていたのです。またこの美術館はおしゃれでして、閉館時刻は日没となっています。宍道湖に沈む夕陽がとてもきれいなので、それを見てから帰ってくださいということなのだそうです。今回は雨のため見ることはできませんでしたが、こうしたアイデアはハイセンスですね。
前の日に松江に入りまして、主催者の番組に出演しましたが、キャスターの方がとても熱心で、収録が終わってもいろいろと質問をしてくるので、とても嬉しかったです。「仕事」というだけでなく「好奇心」が自ずと中から出てくる姿ってとてもいいものです。とてもすばらしい2日間でした。トークショーも多くの方が来てくださいまして、主催者も喜んでくださいました。トークショーのために福岡からいらっしゃった方もいまして、感激しました。

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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。