屈折ピラミッド

屈折ピラミッド。古代名は「南の輝くピラミッド」/ ダハシュール

古王国時代第4王朝のスネフェル王によって建造されたピラミッドの1つ。

下部の傾斜角度約54度に対し、上部の傾斜角度は約43度しかなく、その名の通り、途中で大きく屈折しているのが特徴である。下部の急角度のまま積み上げられると崩壊の恐れがあるため、途中で設計変更をしたと言われているが、本当の理由は解明されていない。

底辺部の1辺188.6m、高さ101.15m、化粧石の残りもよく、独特の風貌に美しさを加えている。

また、北面と西面の2ヵ所に入口があり、それぞれ異なる玄室へたどり着くようになっている。


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。