崩れピラミッド/メイドゥム

崩れピラミッド/メイドゥム

メイドゥムに立つピラミッドで、古王国時代第3王朝のフニ王が着工し、スネフェル王が建造を引き継いだと言われる。建造当時の姿が残っていれば、最古の真正ピラミッドとなったはずだが、岩盤がもろかったためか化粧石が崩落し、土台となった7段の階段ピラミッドが露出している。周囲には崩落した土砂が堆積し、砂山の上に台形の塔が立っているかのような特異な風貌である。

完成した当時の姿は底部部の1辺144m、高さ92m。露出している内部の石積みも磨き上げられているなど、謎の多いピラミッドでもある。


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。