10月27日、プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)が行われました。もともとこの会議は、巨人軍が、金に飽かせて、いい新人を巨額のお金で獲得してしまうことを避けることを目的として作られたものです。が、巨人軍も弱くなり、かつ、常勝を要求されていなく、熱烈なファンも少なくなって、やる意味がなくなってきたと思うんです。巨人軍の本拠地の東京人は、名古屋や大阪、広島、福岡、仙台、札幌、といった地方都市の人と比べ、熱烈度は低いですから、巨人軍離れは大きいと思います。
   巨人軍は、ここ10年間、常に勝たねばならない宿命から解き放たれ、普通のチームになってしまいました。それに対し、悪く言うと、人買い的な意味合いが強く見えてしまいます。
今回の菅野智之投手の場合は、あまりにも気の毒です。悪い言い方をすると、くじ運の強い人を送り込み、弱い巨人をいじめているようにさえ見えます。それ以上に、菅野選手の人生や夢をぶち壊しています。野球の「勝てばいい」という考えは、まずいと思います。プロ野球に夢をもって少年時代からがんばった青年の人生を壊すことは、許されないと思うんです。
   今や、誰でも巨人軍に入りたい時代ではなく、青年たちもそれぞれの希望をもっているのですから、自由にさせてあげるべきでしょう。「ドラフトを今すぐやめるべきだ」というのが私の主張です。
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