がんばれコールはいかがなものでしょう

東日本大震災で大きな被害に遭われた人に向かって、ACなどが「がんばれ」コールを画面を通して叫んでいるのを見て、いい感じを持っていませんでした。先日、ある著名な脳学者の方にお聞きしたら、あれは被災者の方の心をより大きく傷つけるものだとおっしゃっていました。被災者の方は、災害時から今日に至るまでがんばっているのに、何の被害も受けていない外野から「がんばれ」と言われると、何か自分ががんばっていないように他人にとられていると感じてしまうのだそうです。
それが証拠に、あるテレビ番組で被災者が、インタビューをしたキャスターが最後に言った「がんばってください」との言葉に、急に荒々しく「がんばれ」はないだろう。今だってがんばっているんだよ」と言っていました。
みな悪気はないのでしょうが、KYですね。本当にがんばらなくちゃいけないのは、言っている人で、がんばって義援金を集めるとか、ボランティアに参加するとかしないといけないわけです。同じことをするのでも、当事者でないのですから、がんばらなけりゃやれないわけです。
もうひとつ印象に残った被災者の方の言葉。「全国からお金や物資をたくさんいただいてうれしく、また感謝していますが、このままだと私たちは飼われているような感じをもちます。金や物より仕事をください。未来をください」という言葉です。
本当の人間の幸せって何かを考え直すべき時が来、また、私たちは神に試されているのではないでしょうか。お金は必要条件だけど、十分条件ではないという証明でしょう。

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