夏休み

7月中旬から9月中旬は、世の中的には夏休みとなっています。特に8月中旬はお盆休みとよばれ、お正月と4月末から5月初めにかけてのゴールデンウィークと並んで大型連休となり、日本列島、人の動きが激しいです。
私は日本にエジプトから戻って以来、ここ30年以上休みという休みがないので、こうした休みのときの空港や駅の混雑に迷惑しています。さすがにこういうときに車に乗ってどこかに行くということはないので、50kmとか60kmの高速道路の渋滞にあったことはなく、その状況はわかりません。
しかし不思議に思うのは、毎年毎年決まって混雑することがわかっていながら、なぜその日に集中するのかということです。私は仕事ですからやめるわけにはいきませんが、休暇の人は日を選べるはずです。なのに、どうしてなんでしょう。もしかすると、そういう雰囲気が好きなのかもしれません。逆境の中に生きがいをもつのでしょうか。自虐的なのでしょうか。会社が、一斉休暇しか認めないというのでしょうか。学問なんて遊んでいるようなものを正業にして食っている私に、こんなことを言う資格はないと言われるかもしれませんが、不思議です。
子どもは天下の宝物という考え方は賛成ですが、この休み中に飛行機や新幹線に乗っている悪ガキには、そういった高尚な気持ちをもてません。もちろん大半は親の責任でしょうが、どうしてあんなにひどいのでしょう。まず親の言うことを聞きません。ドタバタ走り回ります。「ギャーギャー」泣き叫びます。これは社会のコストだと言ってしまえばそれまでですが、飛行機の中で書きもの(今もそうですが)しているのに、前の席の「モンスター・チルドレン」は、椅子をがたがたさせて騒いでいます。母親は寝ています。かと言って怒りでもすれば、逆ギレした母親から反撃されます。何とかしてほしいですね。お母さん、お父さん。でも、一人旅の子どもは騒がないことが多い気がします。それも不思議です。親と一緒の子には甘えがあるのでしょう。そして、しつけをしない親、世の中を甘く見ている親、子どもが少ないので何も言えない社会の人。この方が、少子高齢化より問題です。
先日、飛行機のプレミアムクラスで子どもがうるさかったのですが、私も含めて、周りは誰も怒らず我慢していました。ところが、降りるときにその親は、キャビンアテンダントだけに「うるさくしてすみません」と謝ったのです。キャビンアテンダントは仕事ですので、「いいえ、お元気でいいですね」とお世辞を言うのです。おかしいと思いませんか。夏の旅行はこんなのばかりです。

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