10日にわたるエジプト滞在を終え、先日日本に帰国しました。そして同日、新幹線で名古屋に行き、近鉄で鵜方に着きました。と言うのは、三重県志摩郡志摩町の「潮かけ祭り」に参加するためです。
  この祭りは「和具の大島祭」といい、地元では「じんじん(神々)」と呼ばれているものです。800年近い歴史をもっていまして、天照大神の子「市杵島姫命」が大島にお里帰りをする祝い事だったということです。
  それにしましても、エジプトは暑かったです。後半の4日間は、日中43度から44度ありました。この間、エジプトに来るツーリストの数が目に見えて増えました。私の泊まったメリディアン・ピラミッズでも、初日の朝食会場は2組くらいしかいませんでしたが、最終日は20組以上の人がいまして、卵料理のところには行列ができていました。
   不思議なことに、日本人はおろか、アジア系の人はほとんどいませんで、多くは中南米の人でした。ヨーロッパ人も4、5人で、レストラン中、スペイン語が飛び交っていました。家族連れのようで、子どもがたくさんレストランの中を駆け回っていました。部屋の前の廊下に座り込んで音楽を聞いているグループもいて、なんとなくラテン風でした。
   カイロ博物館も、5月のときより今回の2日目の方が多く、100人を超えてはいませんでしたが、ある日の午後3時に行ったところ、1000人を超えるツーリストがごった返していました。青い旗がNO.1~10まで10のグループを表していまして、ガイドが順序よく案内している形は革命前と同じで、「復活!エジプト観光」という感じです。
  ギザのピラミッドも、ある日の午前10時には、40台ばかりの観光バスが大ピラミッド前に駐車していまして、ひっきりなしに大型バスが行き来していました。よかったです。
   あとは日本人が戻ってくることをエジプト人は祈っています。
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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。