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中国の上海に行って参りました。目的は中国における日本語普及のためでして、今回設立を計画していますNPO法人日本e教育普及協会の活動の一環です。今月上旬のインドネシアに続いての訪問です。

「e教育」とは「良い」教育の意味でして、eラーニング(オンライン教育)の普及を目指しています。それと政府間のことは政府に任せて、民間でしかも一個人が世界、特にアジアの人たちとコミュニケーションを良くして仲良くしようという試みです。

特に中国とは尖閣諸島や安倍首相の靖国神社参拝問題でぎくしゃくしていて、とても政府には任せておけません。しかし、放置しておきますと奈落の底まで落ちていきます。しかし、民間人は政治問題とは別に仲良くしたいのです。

中国人の訪日観光客も、以前ほどではありませんが戻ってきています。日本国政府がインバウンドで2020年までに2000万人を達成したいとスローガンを出していますが、それには中国人が500万人とか1000万人来てもらわないと達成できないのです。

ちょうど、良い時に中国に友人ができました。上海の人です。そこで日本語を普及しようということになりました。しかし、すでに中国人には1000万人の日本語使いがいるというのです。「今更中国で日本語を」という方もいらっしゃいますが、需要はまだまだあります。人口は日本の10倍の12億もある中国です。日本の少子高齢化を助けてくれるのも中国です。よってより多くの中国人の日本語使いを作ろうというわけです。

上海に着いて驚いたのは、PM2.5で町中が汚れているのかと思ったら、全く違うことでした。まず、青空。日本の秋晴れのような青空が広がっていました。陽はさんさんと輝き、人々も生き生きと街を歩いているのです。地元の人もこういう日は久しぶりと言っていました。しかし、滞在した3日間ともそういう日でした。

中国は躍動しているという感じでした。きっと、いろいろあるとは思いますが、エジプトの次は中国、インドネシアです。しかし、いくつまで健康で生きることができるかが勝負です。「友達の友達は友達」の精神でやっていこうと思っています。

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カテゴリー: Daily作治

アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。