エジプトの穀倉地帯を流れるバハル・ユーセフの運河/ファイユーム

エジプトの穀倉地帯を流れるバハル・ユーセフの運河/ファイユーム

ファイユーム地方は、カルーン湖の南に広がる楕円形の盆地で、エジプトの大穀倉地帯である。エジプト最古の新石器が発見されたことから、エジプトの農耕発祥の地とも考えられている。

中王国時代になって、都が近くのリシェトに移されたのを契機に重要視され、第12王朝のセンウセレト2世やアメンエムハト3世らが運河を整備、耕地の開拓や拡張に努めた。古代エジプトの運河「バハル・ユーセフの運河」は、現代でもこのエジプトの穀倉を支えている。

また近くのカルーン湖には、かつてワニも生息しており、この地方の中心地アル=ファイユームには、ワニの神セベク神を祀った神殿も建てられ、信仰を集めていた。


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。