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長野の雪祭りに行ってまいりました

「ダイドードリンコ日本の祭り」の2012年のひとつ目の祭りで、1月14、15日に長野県下伊那郡阿南町の新野(にいの)の伊豆神社で開かれました、雪祭りに行ってまいりました。

真夜中ぶっとおしで舞がありまして、寒い中、千人以上の方々がじっと見ているのは、すごいと思いました。

五穀豊穣祈願の祭りですが、ちょうど小正月の祝いもあるようです。ちょうど真夜中に、庁屋とよばれる支度部屋の木の壁を、「乱声(らんじょう)、乱声」と叫びながら薪でたたく音が、闇夜に突き刺さるように聞こえたのが幻想的でした。

「眠い、煙い(松明の煙で)、寒い」の三重苦の数時間でした。

「ダイドードリンコ日本の祭り」は、今年34のお祭りをノミネートしています。私が参加したお祭りのすべての模様は、「ビジスパ」で紹介しますので、お楽しみに!

▽ビジスパ「吉村作治の週間e-パピルス」はこちらをご覧ください。
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エジプトに行ってまいりました

年末、久しぶりにエジプトに行ってまいりました。目的は、ルクソールで行なっている「アメンヘテプ3世王墓」と「太陽の船プロジェクト」の進行状況の視察ですが、一番の目的は、革命後目まぐるしく変わった考古大臣の、新任の方との今後の進め方の基本的な話し合いです。当初、就任間もなくで大変忙しいということで、なかなかアポが取れませんでしたが、昔一緒に仕事をしていたことがあるということで、ようやくお時間をいただきました。

この前の方はイスラム考古学の専門で、王朝時代の遺跡や遺物が中心のエジプト考古省では力が発揮できず、約2ヶ月で解任されてしまいました。元大臣のザヒ・ハワス博士に会おうと努力しましたが、元気だが、今は会わない方がお互いのためにいい、ということでお会いしませんでした。

日本では、連日エジプトのデモのことが報道されていましたが、私の泊まっていたホテルのあるザマリク地区や空港、ルクソールなどでは、全く何もないという感じでした。先日の騒動は、国会のあるガーデンシティの道路での、若者のサッカーが原因と伝えられていますが、スローガンは、軍が政治から手を引けというのを見ましても、サッカーは作られた原因でしょう。

選挙がすべて終わるのが3月ですから、その結果によってですが、しばらく情況は流動的でしょう。しかし、私たちとしましては、3つの大きなプロジェクトを抱えていますので、いつ変わるかもしれないというリスクを背負いながら交渉しなければならないわけです。先が見えないのが辛いところです。大臣との会見はうまくいきましたが、それが今後どう反映していくかはまだわかりません。

10月31日にいよいよ地球人口が70億人となりました

 地球上に人間が100億人になったらやっていけないと言われて久しいですが、人口は着々とそれに向かっています。予定どおりいきますと、2050年には90億人、もしかすると、2055年には100億人となる可能性が大です。100億人しか地球上に住めない理由の一番大きなものは、食糧と水でしょう。住む場所は工夫できますが、耕作地と技術をどう広げるかが、これからの人類の命題でしょう。
   しかし、こうした中、人口を増やそうとしている日本って変な国ですね。作ったモノが売れなくなる、経済が立ち行かなくなる、よって年金がもらえなくなるという点のみ語られ、1人の若者が1人の老人を背負うという年金のことばかりを言っています。しかし、生活保護に千兆円、失業保険を入れたら5兆円以上も使っている、すなわち税収の10%以上を、そういうことに使っている社会のことを、政治家やマスメディアは考えるべきではないでしょうか。
   エジプトは、ピラミッドの時代は推定人口が200万人、今は8000万人(ちなみに、私が初めてエジプトに行った1966年は3000万人強でした)。すなわち、5000年で40倍となっています。地球はすぐ満員電車状態になることをまじめに考えましょう。

ドラフト、やめるべし

 10月27日、プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)が行われました。もともとこの会議は、巨人軍が、金に飽かせて、いい新人を巨額のお金で獲得してしまうことを避けることを目的として作られたものです。が、巨人軍も弱くなり、かつ、常勝を要求されていなく、熱烈なファンも少なくなって、やる意味がなくなってきたと思うんです。巨人軍の本拠地の東京人は、名古屋や大阪、広島、福岡、仙台、札幌、といった地方都市の人と比べ、熱烈度は低いですから、巨人軍離れは大きいと思います。
   巨人軍は、ここ10年間、常に勝たねばならない宿命から解き放たれ、普通のチームになってしまいました。それに対し、悪く言うと、人買い的な意味合いが強く見えてしまいます。
今回の菅野智之投手の場合は、あまりにも気の毒です。悪い言い方をすると、くじ運の強い人を送り込み、弱い巨人をいじめているようにさえ見えます。それ以上に、菅野選手の人生や夢をぶち壊しています。野球の「勝てばいい」という考えは、まずいと思います。プロ野球に夢をもって少年時代からがんばった青年の人生を壊すことは、許されないと思うんです。
   今や、誰でも巨人軍に入りたい時代ではなく、青年たちもそれぞれの希望をもっているのですから、自由にさせてあげるべきでしょう。「ドラフトを今すぐやめるべきだ」というのが私の主張です。
▽「吉村作治の週間e-パピルス」もご覧ください。
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トルコで大地震発生

  トルコ東部で10月23日にマグニチュード7.2の大地震が発生し、25日までに、死者500人弱、けが人1500人弱、破壊された家多数という被害が出ました。
  問題なのは、すでにトルコ東部は冬を迎えていて、とても寒く、雪が降り始める中での救出作業ということと、トルコ政府が外国の救助の申し入れを自国でやれるのでいらないと断っていることだと、ロイター通信は伝えています。
  しかし、日本は元々トルコとは親交が深く、今年の3月の東日本大震災でのトルコの援助に報いるためにも、この支援はどうしてもやりたい意向をトルコ政府に申し入れたとのことです。しかし、この地方はクルド人の居住区なので、トルコ政府はクルド問題が大きくなることを恐れて、断るのではないかと心配されています。
   これについての私の考えは、ビジスパ内の「吉村作治のe-パピルス」(http://biz-spice.jp/public/detail/1021/1164/index.html)をご覧ください。

カダフィ大佐殺害

   1969年に軍事クーデターを起こし国家の権力を握って、40年以上にわたってリビアを良くも悪くも牛耳ってきたカダフィ大佐が、故郷シルトで捕らえられ殺害されたことが報じられました。中近東・北アフリカ諸国は、他の地域に比べ、はるかに多くの国王や首長、長期の大統領といった独裁者が存在し、今、次々とその座を追われていますし、これからも次々と倒されていくと思います。
  こうした動きは、すでにヨーロッパでは18世紀に、民主化というか、政治権力を民衆に渡してきたのに比べますと、200年以上も遅れているとも言えます。しかし、イスラム教の教義や宗教行事からいって、なかなか民主化というか民衆主導ではやっていけない点を、一気に若者たちがITを使って壊したと言えます。ツイッターやフェイスブックの出現で、これまで何も考えることをしなかった人たちが、何かを考え、行動を始めたのです。
  そうした中のカダフィ大佐の死は、今後のアラブ・イスラム社会の大きな変革につながっていくと思えます。カダフィ大佐のやってきたことを、ひとつひとつ正邪で判断するのは裁判所に任せるとして、もしカダフィ大佐がこの40年間いなかったら、リビアはどうだったろうかを考えることも必要であろうと思います。

自転車とミイラ

   皆さん、ご無沙汰しています。「ビジスパ」のメルマガで、1週間に2万字も原稿を書いていますと、ついついこのコーナーに書く余裕がなくて申し訳ありません。決して、無料メルマガをないがしろにしているのではありません。
  ところで、「ビジスパ」を読んでくださっていますか。ぜひお試しでもいいですから読んでください。1週間30コラム2万字、400字詰め原稿用紙50枚です。読みごたえあると思います。「吉村作治の週間e-パピルス」です。
▽「吉村作治の週間e-パピルス」サンプルページはこちら
http://biz-spice.jp/sample/1164/index.html?wapr=4e37a241
  ところで、最近自転車の取締りが強化され、罰金を取られる人も出て、私としましても、「コラム392」などで強く訴えてきた甲斐があります。昨日や今日の新聞やテレビ、ネットニュースなどでは、自転車が歩道を走れなくなるそうで、やっと安心して歩道を歩けるようになります。今朝も、坂を猛スピードで下りてきた自転車にぶつかりそうになり、ヒヤッとしました。
▽「コラム392」での自転車に関するコラム。あわせてご覧ください。
「自転車の暴走に歯止めを」 http://www.egypt.co.jp/column/column.html#2009/05/03
「再び自転車のこと」 http://www.egypt.co.jp/column/column.html#2009/05/12
  また、本日入ったニュースでミイラに関するニュースがありますので、皆さんにご紹介します。AFP/CRISのニュースで、「英のタクシー運転手、人類3000年ぶりのミイラに」というタイトルです。内容は、今年1月に英国で亡くなった60代の男性が、古代エジプトのファラオと同じ方法でミイラになったというものです。この方は、亡くなる前に、テレビ局が企画した科学ドキュメンタリー番組の「ミイラ化実験」に献体する意思を表明していたんだそうです。このミイラ化実験は、ミイラ化について20年にわたって研究しているヨーク大学の科学者スティーブン・バックリー教授が考案した方法でされたとのことです。私の知るかぎりでは、今世界中の国で、人工的な手術によって意図的に人体をミイラにすることは禁じられているはずですが、これは例外なんでしょうか。
 それはともかく、3000年前の古代エジプト時代に書き残されたミイラ化の方法が正しいかどうかは、10年経たないと実証されませんが、すごいことです。

いよいよ有料メルマガ「吉村作治の週刊e-パピルス」が始まりました

  いよいよ、有料メールマガジン「ビジスパ」内にて、「吉村作治の週刊e-パピルス -エジプト考古学者のマネジメント学-」の、0号(サンプル版)の閲覧が8月1日に開始され、12日より本格的な1号の配信が始まりました。
   お陰さまで、私が思っていた以上の方が登録してくださり、私の考えを知ってくださることになりました。このメルマガは、従来のエジプト考古学者であるが故の発信のカセをなくして、自由なテーマを自由な文体で書くということで始めています。週刊ですので「毎日が締切り」となっています。また、テーマが多岐に渡っていますので、分野を広げてリサーチしなければなりませんが、日々やりがいをもって書いております。
   皆さまも、ぜひ一度ご試読くださいまして、ご意見・ご質問をください。そのため、Q&Aのコーナーもあります。
▽こちらをご覧ください!
・メルマガ詳細ページ/ https://biz-spice.jp/detail/1021/1164/index.html
・サンプルページ(0号)/https://biz-spice.jp/sample/1164/index.html
・「ビジスパ」トップページ/https://biz-spice.jp/

「ビジスパ」のメールマガジンが始まりました

   私のブログをいつも読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。
   さて、7月21日にこちらのブログで告知しましたように、8月1日にいよいよ「ビジスパ」のメールマガジンが始まりました。タイトルは、『吉村作治の週刊e-パピルス-エジプト考古学者のマネジメント学-』です。
  創刊0号は、https://biz-spice.jp/sample/1164/index.html?wapr=4e37a241 にて無料で公開されていますので、ぜひ読んでください。第1号からは月額630円です。購読の申し込みは、https://biz-spice.jp/service/mauth?mid=1164 からお願いします。
  毎週、ミニ週刊誌を作っているような気分で書いています。「ビジスパ」、ちょっとのぞいてみてください。

夏は祭りの季節です

   先日、エジプト・ギザ台地クフ王の大ピラミッド南側に埋葬されている第2の太陽の船のピット上の石蓋取り上げを行い、現在までに20個を超す石蓋を上げています。8月2日のラマダン月開始までには、すべてを上げ終わることと思います。その後、部材の木片サンプルを取り上げて、日本の奈良にあります元興寺文化財保存センターにて木材分析を行い、年末の保存処理作業に入ろうと考えています。
  さて、7月、8月、9月は、日本では祭りの季節です。7月は博多の祇園山笠をはじめ6ヵ所、8月は青森のねぶたや阿波踊りなど5ヵ所、9月はおわら風の盆をはじめ3ヵ所と、1年の内の3分の1はここに集中しています。私もこの「ダイドードリンコ日本の祭り」プロジェクトに参加しましてはや8年、130ヵ所を超す祭りに参加しました。
最近は、68歳という年齢のハンディも加わり、祭りの後の直会(なおらい)という宴会も辛さを感じるようになってきましたが、やはり祭り人と接していると、その心根、すなわち郷土愛に打たれます。日本再生の基本はふるさとにあるとの思いが感じられます。今後とも続けていくつもりです。
  さて、今度、私はメールマガジン「ビジスパ」(有料)というところに参加することにしました。このブログも大切なのですが、出しっ放し、言いっ放しで、誰に見ていただいているのかわからない状況で少々悩んでいましたところ、この話が入ってまいりました。8月4日にアップされます。今、創刊0号(これは無料で見られます)の準備に追われています。
   このメルマガは、ある種、吉村作治編集の雑誌みたいな形になると思います。国際・国内のニュースの解説や文明論を中心としたコラム、サブコラムでは、若者へのアドバイスや、私の若い頃のエピソード、誰でもできるクッキング、書籍紹介、吉村番付、吉村作治の死者の書、私の近況など、多方面にわたっています。詳細は次号で述べます。乞うご期待です。
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